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第六話 数字の重さ

Author: 字捨美衣
last update publish date: 2026-08-02 15:34:21

 玲奈が快楽市場に上場して第一週、二日目の夜――。

 五州隷嬢の寮、玲奈の個室――。

 玲奈はベッドの上で仰向けになったまま、しばらく動けなかった。

 天井は白い。

――この部屋にカメラがないのは、温情のつもりかしら?

 汗はすでに冷え、シーツが肌に張り付いていた。

 下腹部には鈍い違和感が残り、脚の奥は重く、思うように閉じられない。

 眼を腕で隠し、頭を空っぽにしようとする。

 耳を澄ませば夜風が吹き抜ける音が聞こえた。

――逃げられそうにないし、向かうしかないわね。

 そう考えて、玲奈はベッドから起き上がり机に向かった。

<RENA-09。本日の詳細レポートを表示します>

 玖段の声と同時に、壁面にディスプレイが浮かぶ。

 こういうところは異世界感を思わせず、どちらかというとSF感が漂う。

 そんな玲奈の想いとは別に、レポートが描かれるた。

 『P快楽エネルギー生産量推移』、『快楽指数グラフ』、『アニムス射精回数』、『快楽市場取引履歴』が並ぶ。

 玲奈はそれをぼんやりと見つめる。

 それは――玲奈とアニムスのPエネルギー生産セックス記録だ。

――受
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